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大口善徳衆議院議員、上田 勇参議院議員が農林水産物の輸出促進PTにて清水港等を視察!
公明党「農林水産物等の輸出促進に関するプロジェクトチーム」(PT、座長=稲津久衆院議員)は30日、静岡市内の清水港や静岡市中央卸売市場を訪れ、集荷から輸出までの切れ目のないコールドチェーン(低温物流)整備など高品質な農産物の輸出体制強化に向けた取り組み状況について調査した。
清水港では、市中央卸売市場とともに、高品質な農産物の輸出を促すために、国の支援を受け、産地と港湾が連携した取り組みを進めている。
市中央卸売市場で青果物の卸売事業を担う静岡VF株式会社の担当者は、昨年導入した低温倉庫の搬入口とトラックを密着できる「ドックシェルター」の機能について説明。「野菜や果物など生鮮食品を外気に触れさせることなく港湾まで運べる」と話した。
また、一行は、清水港に整備された冷蔵・冷凍機能を持つコンテナに電源を供給できる「リーファープラグ」を視察。国土交通省の担当者は「これまでは荷待ち中の温度管理は難しかったが、鮮度の維持が可能になる」と語った。
このほか、農薬などを使用しない有機栽培の茶を輸出する株式会社カクニ茶藤を訪れ、栽培の課題について話を聞いた。
視察後、稲津座長は、農林水産物などの輸出額を2030年までに5兆円とする目標達成へ、「党として農林水産物の輸出拡大を強力に後押していく」と述べた。