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浸水被害2割減めざす/大口氏ら、巴川の治水対策を視察/静岡市
公明党の大口善徳衆院議員は29日、静岡市清水区を訪れ、県と市が進める巴川の治水対策について県交通基盤部河川砂防局の職員から説明を受けた。県議、市議が同行した。
巴川水系は昨年9月の台風15号で氾濫し、3533戸が床上浸水した。再発防止のため県と市が進める対策は、国土交通省が防災・安全交付金で支援する浸水対策重点地域緊急事業に採択されている。麻機遊水地の整備、豪雨時の水位を低下させるための河道掘削、橋の架け替えなどを行う。同局職員は「台風15号と同規模の洪水に対して床上浸水被害の2割減をめざす」と述べた。
大口氏と公明党県議・市議は昨年12月、斉藤鉄夫国交相(公明党)に対して巴川流域の浸水対策の推進を求めていた。視察後、大口氏は「今後も浸水被害の軽減に向けて治水対策を強力に推進していきたい」と話していた。